
おはようございます、とみよしこどもクリニックです。
今日はニュースで取り上げられている病気に関するお知らせです。
百日咳とは、通年かかる細菌感染です。
どの年齢でもかかりますが、乳児や小児の感染は注意が必要です。
●飛沫や接触で感染
●約100日間で治る
●風邪症状で始まり、咳の回数と程度がひどくなる
●発症から2週間ほどで発作性の咳に変わる
●短い咳の連続と、息を吸う時に笛のような音が出る と言う咳の発作を繰り返す
●発熱は微熱程度
●乳児早期では特徴的な咳がなく、無呼吸発作からチアノーゼ、痙攣、呼吸停止へと進展することがある
●治療には抗菌薬を使用します
●発症初めは一般の風邪症状のため、一般風邪として処方する場合もあります
●有効な予防策は、生後2ヵ月から始まる定期予防接種(5種混合ワクチンに百日咳ワクチンが含まれている)
●免疫効果は経時的に下がっていくため、5~7歳、11~12歳で3種混合ワクチンの任意接種も可能
当院では、現在、任意接種の3種混合ワクチンと百日咳の検査キットの入手に取り組んでいます。
3種混合ワクチンは入手可能と確認できています。
ご心配な方はご相談ください。