公認心理士ココロンからお知らせ:うつ病と自殺予防

こんにちは、とみよしこどもクリニック 公認心理師のココロンです。

9月10日は世界自殺予防デーで、日本では9月10日から一週間は自殺予防週間になります。
これに関連して大切なお話です。

昨年度の国内の自殺者数は19,188人と統計史上最も少ない数となりました。
一方、小中高生に限ると、統計史上最多となり、10年前と比べて約1.5倍に増加しています。
これらのことから日本は子どもたちにとって文字通り「生きにくい世の中」化が進んでいると考えられます。

さらに詳しく見ていくと子どもの自殺の特徴として、理由・動機が「不詳」である割合が高いことがあげられます。
身近に親や先生など関わりの深い大人がいるにも関わらず、自死を選ぶほどの悩みを打ち明けられていないのでしょう。
周囲の大人の対応としては、睡眠や食欲など普段と異なる様子があれば声をかけていくことが大切だと思われます。

自殺に関連するものとして「うつ病」があります。
国内の調査によると小学4年生から中学1年生の3.2%がうつ病の症状を満たしていました。※
これはクラスに1人の割合であり、意外と身近にあるものと言えます。

当院では「心の相談」で、こうした精神的な不調にも対応いたします。
まずは診察で体の疾患がないか診ますので、「心の相談」に躊躇する気持ちがあるようでしたら、「食欲が落ちてきているから病院へ行こう」など、体の不調を診てもらうつもりで来院していただいて大丈夫です。
薬を使わない治療法もありますので、悲観せずにまずはご相談ください。

※傳田健三. (2008). 児童・青年期の気分障害の診断学–MINI-KID を用いた疫学調査から. 児童青年精神医学とその近接領域= Japanese journal of child and adolescent psychiatry: 日本児童青年精神医学会誌, 49(3), 286-292.(769字)

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