採血について

こんにちは、とみよしこどもクリニックです。
今日は採血に関してお知らせです。

小児科のみならず、医療機関においては、さまざまな場で採血をします。
大きく分けると、以下の2つの目的のために血液検査を行います。

  • 体調不良などの原因検索のため:発熱時など
  • 持病の状態のチェックのため:アレルギー採血など

もちろん、小児科においても、血液検査は上記目的を持って行います。

採血は針を血管に刺して血液を採取するので、痛みを伴うため、大人でも好きではない検査かと思います。それが子供ともなると、尚更「絶対にしたくない検査」の一つだと思います。

従って、子供の採血の場合、以下の2つの大きな障壁があります。
1) 嫌がり、泣き叫び、暴れる。
2) 血管が見えにくい

1) については、小児科においては、採血だけじゃなく、日常的な処置などでもよくあります。
予防接種、鼻吸い、浣腸、場合によっては診察時の咽頭所見をとるのも大変だったりします。
これらの中でも、注射や採血は、針を使って行うため、刺される側(子供)だけじゃなく、刺す側(医療者)にもリスクがついてきます。
そのために、数人がかりで押さえ込んだり、専用の固定具を用いたりして、双方に危険がないよう注意しながら行います。

    2)については、大人と比べて、体が完成していない分、血管も太くなく、乳幼児だとむっちりした体形・皮下組織に埋もれて余計に見つけにくかったりします。
    また、見つけれたとしても、血管自身の弾力もために、うまく刺さらないこともあります。

    以上のことから、熟練したものが行っても、複数回失敗することはあり得ます。その際、手を替える(違う人間が行うこと)方が良いとされてますので、難易度が高い場合、数人×複数回のトライが行われることもあり得ます。
    更に、穿刺した後には、必ず止血しますが、他の場所をトライしている最中にまた出血するようになったりするアクシデントが起こり得ます。

    その結果として、採血・点滴の処置には時間を要してしまいますし、その間、子供はギャン泣きが続くため、そばに居ようが居まいが親御さんとしては不安を感じる要因になると思います。

    そのため、量が必要な採血を行う場合や、点滴をする場合には、事前に少しでも状況を親御さんに理解して頂くべく、説明をさせて頂きます。
    また難易度が高く、途中で術者が替わる際に、穿刺した場所の存在をしっかり申し送りし、最終的には、親御さんにその旨お伝えすることにします。
    無事採血・点滴が終了した後も、帰宅して頂く前に、止血がしっかりなされているかを確認させて頂きます。

    何か当院に関して疑問点やご意見などありましたら、ぜひお聞かせください。
    今後もどうぞよろしくお願いいたします。