一般診療

どこに相談したらよいかわからないことなど、まずはなんでも相談していただければと思います。
地域医療のはじめの窓口となり適切な医療を患者様に提供し、当院だけでは対応できない場合は専門機関へご紹介いたします。

発熱外来

発熱がある場合には発熱外来の受診となります。
待合室や診察室は、一般診療と別になっています。
院内の風の流れも、一般診療から発熱外来に流れるように設計されています。

混み合った際には、車内かクリニック外でお待ちいただきますが、
発熱患者同士も接触しないように診療しております。

受診歴の有無に関わらず発熱患者等の受入れを行っています。
当院は愛知県と医療措置協定を締結している医療機関です。

保険診療

当院の一般診療と発熱外来は、保険診療を基本としています。
健康保険や、自治体の子ども医療証を適用して診療しています。
多くの自治体では、子どもは医療費がかかりませんが、その分、クリニックは健康保険や国保などから支払いを受けています。

保険診療とは健康保険法や関連した法律に基づいた診療のことで、厚生労働省の管理下にあります。
日ごろ診察室で見かける医師や看護師、スタッフの行動には意味があり、法律で決められた責務を行っています。

その中で、無診察治療等の禁止という法令があります。
医師は、患者を診察せずに治療や処方をしてはいけません。つまり、「薬が欲しいからください」という希望があっても、診察をせずに処方することはできません。

また、点滴(注射)より経口薬(飲み薬)を優先する法律や、患者の症状に合わせた薬を必要日数分処方する法律もあります。
健康診断を保険適用してはならない、という医療法もあります。

予防接種は保険適用ではなく自治体が行っているため、保険診療と同じ扱いはできません。
診療録の記録および保存という法律もあり、診察内容や患者の状態、症状を細かく記載する義務があります。ウェブ上の事前問診を取り入れている理由は、この法律に沿うためです。
医師が状況によって判断できますが、これらの医療にかかわる法律に沿って診療する必要があります。
症状や状況からかけ離れた判断をした場合、国からの報酬が支給されなかったり、ひどい場合には罰金や医師免許のはく奪もあります。

下記のような場合がありますので、ご理解いただけますと幸いです。

– 受診したことの無い兄弟の薬が欲しい→ 医療法上、来院し、診察しないと処方できません。
– 点滴を打ってほしい→ 医療法上、点滴の判断は医師がしますので、受診してください。
– 咳は出ていないけど、咳止めの薬が欲しい→ 医療法上、患者の症状として出ていなければ、治療薬として処方できません。
– いつもの処方箋を半年分欲しい→ 医療法上、決められた日数分しか処方できません。
– 予防接種のついでに薬が欲しい→ 保険診療する必要がありますので、問診を入力したうえで、再度診察します。
– 面倒なので問診入力したくない→ 診察するうえで、とても大切な情報です。患者の健康のためにもご協力ください。
– 連日受診しているから事前に問診入力しない→ 検査希望や熱が下がらないなどの理由を事前入力ください。

小児かかりつけ医

小児かかりつけ医とは、こどもの かかりつけ医として、体全体をみながら健康や成長を見守り、支援していく制度です。国の制度で申込みにはいくつか条件があります。

申込み条件

  • 6歳未満の小児
  • 当院を4回以上受診している(乳児検診、定期接種含む)
  • 同意書に署名をし、電話番号を登録する

当院は、小児かかりつけ医として下記を行います。

  • 急な病気の際の診療や、慢性疾患の指導管理を行います。
  • 発達段階に応じた助言・指導等を行い、健康相談に応じます。
  • 予防接種の接種状況を確認し、接種の時期についての指導を行います。また、予防接種の有効性・安全性に関する情報提供を行います。
  • 「小児かかりつけ診療料」に同意する患者さんからの電話等による問い合わせに常時対応しています。登録した電話番号からおかけください。
    当院がやむを得ず対応できない場合などには、提携医療機関や、小児救急電話相談にご相談ください。
  • 「小児かかりつけカード」をお渡しします。
  • クリニックからのお願い:

    • 緊急時など、都合により他の医療機関を受診した場合には、次に当院を受診した際にお知らせください。(他の医療機関で受けた投薬なども、お知らせください。)
    • 健康診断の結果や、予防接種の受診状況を定期的に確認しますので、受診時にお持ちください。(母子健康手帳に記載されています。)

    6歳以上のこどもであっても、公平に診察し、見守り、支援します。何でもご相談ください。